自律神経や代謝を整えるセルフストレッチのやり方

定額制ほぐし&ストレッチ専門HP『リラックすとれっち』

ストレッチはいつすべきか

運動をされる時でしたら運動前や運動後、日常生活の中でしたらお風呂上がりがお勧めです☆
お風呂上りがお勧めな理由は、筋肉の温度=筋温が高くなるからです☆
体温や筋温が高くなっていると血液の循環がとてもよくなるため、ストレッチの効果が格段に上がります。
ただ、お風呂上りは自覚症状以上に汗をかいているため、血液がドロドロになっている可能性があります。
(40度の温度のお風呂に10分間入浴をしていると、約500CCも汗をかいているといわれています。)
水分補給をしてからストレッチを始めましょう。
運動の際でしたら、運動前だと関節の可動域を広げて筋肉のパフォーマンスをあげる【動的ストレッチ】、運動後は疲労回復の効果がある【静的ストレッチ】など目的に合わせてされるのをお勧めします。

ストレッチで筋肉は付くのか

筋肉を伸ばすストレッチは、筋肉量をUPさせることを目的にするものではありません。
ストレッチをすると筋肉は拮抗する働きをします。
(例えば太ももの後ろ側の筋肉を伸ばすと前側の筋肉が収縮するなど)
この働きによって、筋肉を衰えさせずに維持するということが可能と言われています。

ストレッチを習慣化すれば、日常の癖などで今まで使えていなかった筋肉が使えるようになります。
筋肉量自体は今までと同じだとしても、上手く筋肉が使えるようになることで
体幹が安定したり、肩こりや腰痛の緩和、疲労回復効果が期待できます。
その他に、姿勢がよくなることで代謝がUPしスタイル維持やダイエット効果にもつながってきます。
姿勢がよくなると座っているだけでも代謝には20%もの差が出てきます。
まずは今持っている筋肉を効率よく使えるようにすることで、今後筋肉量をUPしたいときにいい筋肉が付きやすくなります。

簡単なセルフストレッチ方法~その1~

これから簡単にできるセルフストレッチを数回に分けてご紹介していきます。

大切なのは【その時だけ】ではなく、毎日短い時間でも【継続して行うこと】です。
継続は力なりといいますよね。
疲労が蓄積されすぎた状態で、長時間のストレッチやマッサージなどの身体のケアを単発でするよりも、短時間を定期的に行うほうが身体に疲労物質も蓄積されません。

①腹式呼吸で自律神経調整


まずは仰向けに寝そべって腹式呼吸から始めます。
腹圧を整え、横隔膜をストレッチできます。
横隔膜の下には自律神経が密集しているため、副交感神経が優位になり、リラックスしていきます。
こうした腹式呼吸を意識的に行うと、日中でも、リラックスする神経を働かせることができるようになります。
休息することで、体の痛みや不快感が和らぎ、筋肉の緊張が解ける。
すると血流が改善し、全身が調子の良い状態をキープすることができるようになっていく、というわけです。

やり方のポイントは、
・鼻から吸って口から吐く
・吸う時にお腹を膨らませ、吐く時にお腹を凹ませていく
仰向けに寝ころんで、お腹の動きを両手のひらで感じながら行うと効果的です。

そのほかにも自律神経を整える方法をご紹介していますので、こちらの記事もご参照ください。
自律神経の乱れを整える3つの方法、つぼ押しや食事でストレス解消

次回の記事からは目的別、部位ごとに筋肉のストレッチをご紹介していきます。

第二回「腸腰筋ストレッチ~代謝UPでダイエット~」
(記事後半で紹介しています)