「正しい呼吸の仕方」意識できていますか?

みなさんは、自分の呼吸が上手にできているのか意識したことはありますか?
風邪をひいて鼻が詰まったりしない限り、当たり前のことすぎて意識できていない人がほとんどかと思います。
しかし、呼吸は生きていくうえで必要不可欠なものです。
新鮮な酸素や栄養を運んで身体機能を維持したり、自律神経を刺激して落ち着けたりと私たちの知らないところで様々な抑割を果たしています。
※気圧やメンタルの影響を受けやすい自律神経は呼吸方法で改善を促せると言われています。

正しく呼吸ができてないと・・・

□酸素が行き届かず、血行不良により老廃物がたまり、肩こりや体がだるい等慢性的な体の凝りができる。
□就寝時リラックスできず、無意識に体に力が入り熟睡できない。
□朝目覚めるとすでに疲れていたり、憂鬱な気持ちになる。
□運動時のパフォーマンスが落ちる。
□顔骨格の歪みや口臭にもつながる(口呼吸問題)
□脳に酸素が行き届かず、集中力が低下する。
□浅い呼吸が続くと交感神経が優位になり心身ともに緊張状態が続きやすい。
□常に倦怠感や重だるい感じがする
□腹圧が逃げて体幹が使えず姿勢不良になり、猫背、巻き肩、ストレートネックにつながる
□使える筋肉量が減って代謝が下がり、太りやすい身体になる。

他にもたくさんありますが、このような症状が出やすくなります。
あてはまるものはあったでしょうか?
毎日無意識のうちに繰り返すことだからこそ、質の良い呼吸方法を身につけて疲れにくい健康的な体作りに繋げたいですよね(>_<)

正しい呼吸とは・・・

上記のような症状を解決するには、「深い呼吸」と言われる「腹式呼吸」を行う必要があります。
【胸式呼吸】:一般的に行う呼吸方法。息を吸うと胸が膨らみ、息を吐くと胸がへこむ。一度に吸える量はやや少ないですが素早く呼吸できるため、運動時や日常時に適しています。交感神経が優位になりやすい
※交感神経とは、昼間優位になる自律神経の一種です。活動・緊張・ストレスに影響を与えます。
【腹式呼吸】:ベッドでリラックスしている時や睡眠時に行う呼吸方法。息を吸うとお腹が膨らみ、息を吐くとお腹がへこむ。横隔膜を大きく動かすため、一般的な胸式呼吸よりも一度に吸う量が多くゆっくりしているため、気持ちが落ち着いてリラックスしている時に適しています。副交感神経が優位になりやすい。
※副交感神経とは、夜間や睡眠中優位になる自律神経の一種です。休息やリラックスに影響を与えます。

横隔膜とは、肋骨下にある伸縮性の高い筋肉のことです。しゃっくりする時に痙攣します。弛緩する時に胸がしぼんで肺が空気を吐き出し、収縮する時に胸が広がって肺が空気を吸い込みます。自律神経と密接に関係しているので、正しい呼吸を行うと自律神経が整うと言われています。

腹式呼吸を行うと取り込める酸素量が増えて血行が良くなり、集中力アップや疲れにくい体作りに繋がります。自律神経が集中している横隔膜を刺激することで、ストレス軽減&不安解消等メンタル面ケアの効果も期待できます。

腹式呼吸のやり方・・・

① 仰向けに横になり、膝を立ててお腹の上に手を置く
② 鼻から4秒間息を吸う(お腹が膨らんでいるか手で確認)
③ 口から10秒間細く長く息を吐く(お腹がへこんでいるか手で確認)
④ ②~③を繰り返し、手足の先から胴体にかけて力が抜けていくことを意識する

ポイントは、しっかりと息を吐ききることです。
息を吐いてからでないとしっかり吸うことができません。
慣れてないうちは腹式呼吸を行うだけで疲れる方もいらっしゃいますが、お腹のへこみ具合を意識しながら何度か練習すると上手にできるようになります!

呼吸方法を改善するだけでたくさんのメリットがあるので、ぜひチャレンジしてみてください☆

        

また、当院では腹式呼吸を行いながらストレッチを行います。
普段動かせていない凝り固まった筋肉を動かして代謝アップを促したり、関節の可動域を広げることでお身体の歪みを整えていきます。

トリガーポイントを的確に除去するマッサージ&腹式呼吸を用いたストレッチがセットでご予約頂けます。詳細は下記URLからご覧くださいませ。https://stylefulness.jp/st/

#緊急事態宣言延長で休日の楽しみが減り、気分転換したい方。
#お仕事や長いおうち時間で全身ガチガチに凝り固まっていたり、辛い痛みやハリがある方。
#自分で運動やストレッチなどのケアをしていない方や、熟睡できず疲労が取れにくい方。
#ヨガやジムに通っても続かなかった方。
#コロナで人が密集するところに行くのは気が引けるという方。
#姿勢改善に興味がある方。

当院なら寝ているだけで健康的なお身体作りを目指せます!
カウンセリングをしっかり行い、患者様一人一人に合った施術を提案させて頂きますので、まずは今抱えている悩みや改善したい目標について教えていただければと思います☆

皆様のご来院心よりお待ちしております。